アンジュルム りなぷ〜 卒業 ラストはパシフィコ横浜9.25
卒業発表
はい。昨日、勝田さんの卒業が発表されました 。雑誌 mina での連載記事や、Wear でのフォロワー数を持ち出すまでもなく、ファッション番長として既にシンボリックな存在です。
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ステージ上での衣装コーディネートもたびたび務めており、既にプロとしての実績が有ります。さらには、ファッション専攻にて短大を卒業しており、要するには、、いずれその道に進んでいくことは誰もがわかりきっていることでした。
なので、次の異なる目標のために卒業をしていくこと、それ自体には特段の驚きは有りません。
ざわざわ
なのですが今、ファン(というよりもその周辺)がザワザワしているのは、その発表時期とそこに至る背景についてです。旧リーダーの和田彩花さんの卒業から、わずか一週間での発表です。その卒業を尊重するために、実は一年前から決まっていた卒業の発表を遅らせたのだ、という所です。
デジャブ感
この流れですが、なんだかデジャブ感があります。今回は、以下です。☆ 和田彩花さん (あやちょ) 初期メンバー(リーダ)
2018.04.05 卒業発表
↓ 14ヶ月強
2019.06.18 卒業公演 (日本武道館)
↓ 1週間後
★ 勝田里奈さん (りなぷ〜) 二期メンバー
2019.06.26 卒業発表
↓ 3ヶ月
2019.09.25 卒業公演 (パシフィコ横浜)
そして、よーく似た時系列の流れが過去にありました。以下です。
☆ 福田花音さん (かにょん、まろ) 初期メンバー(実質のサブリーダー)
2015.05.20 卒業発表
↓ 6ヶ月
2015.11.29 卒業公演 (日本武道館)
↓ 3週間後
★ 田村芽実さん (めいめい) 二期メンバー
2015.12.20 卒業発表
↓ 6ヶ月
2016.05.30 卒業公演 (日本武道館)
スケジュール
格上のメンバーに関する、卒業公演、および、それにまつわる各種の興業を成功させたのち、少しだけ間を置いての続けざまの卒業の通達、ということになりますね。それがまるで、悲しみと寂しさを抱えた心が癒えぬ状態、それなのに、さらに追い打ちを掛けるような悲報を、というような感想があふれかえっています。
印象として、そうおっしゃるのはもちろん理解できるのですが、じゃあどうすればよかったの? という話です。分かった時点で発表する、は難しいわけです。
歴史のあるプレイヤーは人気・能力が高いので卒業となると、大きなビジネスの機会になります。ある程度の期間を取ってプロモーションを行い、様々な商材やステージを設けます。特に、卒業公演の会場がガラガラだった、という失態だけは避けないとなりません。
パシフィコ横浜
何故、武道館ではないの? は止めてください。来年のオリンピックに関連して、秋から工事をするのです、日本武道館。だから使えないの。使えたら出来たのかい? という議論は無意味だと思いますが、わかりきってるので言います。出来るに決まってんじゃん。それで、、最終段階の興業が成功するべく、細かい予定が組まれて進行し始めた段階にて、、実はもう一人も似た時期にやめるのだ、という展開は、まあ出来ることならば、やりたくないわけです。
行う側も一人づつ卒業公演をやりたいし、見る側もやってほしいですよね。卒業に至るストーリーや、プロモーションの焦点がブレて興味が分散するのを避けるためもあり、時期をずらして順番にやることになります。
この、一週間後の発表が妥当か? は意見が分かれる所とは思います。でも今回、これしかないです。9.25のパシフィコ横浜の会場をおさえてフォーカスしたなら、今もう3ヶ月しか残っていませんし、これ平日です。なるべく早急にチケットを売り始めないと、です。
まあ、一週間前には平日の武道館を超満員にして、さらに、会場に入りきらない人員を映画館でのライブビューイングに送り込んで都市圏では満員にしちゃったグループです。
なので、余ってて売れないよぉ、なことは無いのですが、オタク側としても開催日が前からわかっていないと、平日はなかなか参戦できません。みんなが東京近郊に住んでいるわけではないので。ですから最良の判断ですし、実質ほかの選択肢は無かったと思います。
誤解があるなら解いておきたい
りなぷ〜は対面では塩対応であるとか、パフォーマンスでは省エネで手を抜いている、とか言われたりもしてきましたが、それはネタなのです。そういうキャラ立ちを生かし、否定せずにトークをして笑いを取ったりしますが、真実ではありません。彼女はいつも笑顔で優しいです。ただし、あからさまにアンジュルムが1st推しではないとわかる、他のグループのシャツを着てくるような奴には、厳しいかもです。また、臭かったり不潔な人が、まともな女に相手にされないのは当たり前。なお、服が好きな人の前に、変な格好で来たらそりゃダメでしょ、とも思います。
ダンスについては、確かにガシガシと拳法みたいに踊るタイプではありませんが、手足の長さを生かして滑らかに曲線を描くように動くのが持ち味です。じっくり見るとわかりますが、ステップの刻みかた、リズムの取りかた、誰よりも正確であり手を抜きません。常に正確で柔らかい動きゆえ、悪く目立たないのです。
でも長年やってますから、キレキレなダンスも出来るようになっています。マイクを持たない彼女の本気を見やがれ、です。もう4年前になりますが、七転び八起き。
ライブでもこのクオリティで踊ります。確かにダンスがもともと得意ではないかもですが、常に手は抜いていません。そう言ってるひとは、彼女のパフォーマンスちゃんと見たことないでしょ? です。
最後に
歌については、声だけで採用! な位にかわいいです。昔は、声量について不足だと指摘されることが多く、まあ実際そうだったのですが、いつしかその弱点もクリアされていました。高音もしっかり伸びます。音取りは加入時から上手ですし、ダンスと同様にリズム感もしっかりしています。強いボーカリストがごろごろ居るグループなのでなかなか目立ちませんが、、彼女が音を外したの見た事ありますか? ぼくはありません。
残りわずかとなりましたが、我々にできること、それは最後までありがとうと応援することです。新しい夢を叶えるために挑戦するぜ! って話にミソをつけないでください。卒業の発表時期・進め方を決めているのは、ご本人の意向だけによるものではないのですから。
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